60歳を過ぎてからバルを始めました
私は以前建設業の会社を営んでおりました。ものづくりが大好きで住宅のデザインやガーデニングのデザイン施工まで手がけていました。
60歳を過ぎて会社を整理して夫婦でバルを始めました。未経験から お酒も勉強中です。
地元食材や夏場は家庭菜園で有機野菜を作りながらそれを使いお料理を工夫してお出ししています。初めてのことばかりで失敗の連続でした。
はじめはカフェだったのになぜバルを始めたの?
妻には最初の頃カフェをやろうと話をしていて妻はカフェができるのをとても楽しみにしておりました。本当はバルを始めたかったのが本音です
その理由は商売的に考えた時コーヒーでは採算が合わないと思ったからです。店はすべて私のデザインと手造りでした。
妻には内緒でワインセラーができ、ビールのネオンサイがつくなど造っていくにつれカフェからバルの雰囲気に変わって行ったので妻もなんか雰囲気がおかしいと感じたみたいです。
はじめは失敗ばかり今でも…
はじめは何をするにも見よう見まねでやっていました。店は私がレジ担当をしていたので時々打ち間違いがあったのを思い出します。
あるときにご家族で食事に来られたお客様が、帰った後にそのご家族の小学生の女の子から「金額間違ってますよ!」と電話がありました。
お話をお聞きしたら注文したものが何個か抜けていたようでした赤面です。またある時にはお客様から「お釣りが5,000円多いよ」という電話があり翌日持ってきていただいたこともありました。
幸いに多くいただいたことはなかったのでそれはよかったかなと思っています。
だけどやっぱりお客様と話すのが好きだから
飲食業って楽で楽しそうな商売だなと最初は思っていました。だけど実際やってみると本当に大変な仕事だと実感しています。
今は料理を考えたり飲むのも食べるのも人と話するのも大好きな私には向いているのかなとも思っていてお酒の勉強もしています。
お客様と料理やお酒について話すときやお客様から「お料理もワインも美味しかったよ」と言っていただけた時はこの仕事をしてよかったなと感じます。
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